近年、甲子園球児の多くが中学硬式野球出身となっており、中学硬式チームから強豪校へ進学し甲子園出場を果たしているケースが増えております。県内にも中学硬式のクラブチームが増えてきており、中学野球のレベルも向上しております。
一方で、中学生は心も体も成長する時期であり、硬式、軟式の違いなく、体幹や股関節の柔軟性の低下に伴う成長痛や野球肘など障害を抱えて練習している選手も少なくありません。高校野球での活躍を目的にしている中学期であることを考えると、この時期に障害を少なく過ごすことを考えなければなりません!
障害の事前の予防と、障害を最小限に留めること、そしてケアについて、また成長期の選手たちの食事や栄養管理について専門知識を有する有識者をチームに招聘し、現場の指導者との連携、また選手及び保護者の方々へ正しい知識を提供し、これらの問題の解消につなげていきたいと思います。
桃井整形外科院長 桃井義敬 先生(整形外科医)
山形市緑町4-14-8 TEL 023-615-7115